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OUR STORY

煙草煎餅の由来
 

 秦野は、国定公園大山・丹沢山に囲まれた『名水百選』の土地。

宝永年間(1700年代)の富士山の噴火では、降灰により煙草の耕作に適した土壌がつくられたと言われています。

  江戸時代に興った秦野葉の栽培は、水府葉(茨城)、国分葉(鹿児島)と並び日本三大銘葉として称せられ、秦野町は全国でも有数な煙草生産地として知られるようになりました。 明治三十二年(1899)には、秦野に煙草試験場が開設。当店は、秦野葉の名を後世に伝えようと、秦野葉の葉形を型にした煎餅を考案、『煙草煎餅』と名付け製造を始めたのです。

 時は流れ、秦野の町は大きく発展しました。この一方で、煙草煎餅は、独特の製法・厳選された材料が醸す味覚を大切に守りながら焼き続けて参りました。 郷土の歴史を語り、去りし昔を想い出す懐旧の煎餅として自然の風味をお楽しみになりながらご賞味いただければ幸いです。

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